金型加工の種類にはどのようなものがあるか
前回は、金型の製作の流れについて皆様にお話をさせて頂きました。今回は、その中でも金型の加工の方法について、前回詳しく申し上げませんでしたので、少しご紹介できればと考えております。
・放電加工
硬い金属に対して、細かいデザインのための加工を行うために、対象に電極を近づけてアーク放電で金型を製作する方法です。例えば、荒く削る方法による加工をするのではなく、精密な部品等の金型の製作として利用します。
・切削加工
図面通りの大きさ、長さとなるように微調整を加えながら加工する方法です。マシニングセンタ、施盤、NCフライス盤などの専用の機器を利用することにより、ヒトの手によらなくても機械が自動で加工を行います。
・研削加工
高速で動作する研削砥石を対象に当てることにより設計通りの金型に加工する方法です。ただし、加工の過程で高温が発生しますので耐熱性の弱い素材には向きません。
西都プレス工業株式会社では、金型の試作品の製作、プレス板金部品加工・板金部品加工の一貫した生産体制を構築しており、お客様の製品開発に際して最適なアドバイスをさせて頂きますので、お気軽にお問合せ頂ければと思います。